「俺は天才だった」 と、おじいちゃんになったら言いたい
残念ながら、俺は天才じゃない
もしも天才だったら、もしも才能があったら
もうとっくに開花してる
20代や30代で才能が開花することは無い
開花したならば、それは「天才」なんかじゃない「努力」だ
勘違いして調子に乗ってるやつ、俺嫌いじゃないね
それぐらいの勢いは悪くない、俺には出来ないことだ
もう俺には時間がない、今より良い声なんてでない
もう扁桃腺も軟弱になって、半年に2回は39度を越える熱が出る
歌うのがちょっと恐い、だけどさ
俺は峯田より都会で育ったけど、「青春時代」を取り返したいと感じてる
何かやらかしてみたいと思っている
歌いたいやつが、歌を歌うんじゃない
歌わざるを得ないやつが、歌っているんだ
俺は14歳のとき、14歳を救うようなロックがやりたくて
ARIA PRO2の黒い3万円のギターを買ったはずだ
14歳の俺に、笑われたくないんだ
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先日Amazonで初めてCDを買った。
2週間後にUSAから小包が届いた
中身はSHOTMAKERのCDさ!!
もう2~3年探したけどなかったんだ。
1993年~1996年のディスコグラフィで2枚組み43曲!
定価2.500円だが、5.000円もしたさ。まぁレア音源ですよ。
しかし、まったく後悔なし!最高にかっこいい。
ドラムパターンがほとんど同じなんだよね、しかもなぜか4つ打ち。
しかしね、これが本当素晴らしいね。センス抜群。
10年前のバンドであり、14年前の曲も入ってる。EMOがまだHARDCOREと呼ばれていた時期のちょっと前に、こんな凄いバンドがいたなんて、信じられない。14年前の激情HCってとこですが、大好きなバンドになったよ。
鳴呼、HARDCOREから抜け出したい。
昨日は友達のバンドを見に、大好きな六本木superdeluxeに行ってきました。 「test tone」ってイベントです。 この箱は良いね、カッコイ、国内で一番オシャレな会場ですよ。 ダモ鈴木さん、初めて見たが、すっげ~かっこいいのね。テニスコーツのギタリストは神ですな。昨夜のイベントは無料ってとこも良い。ドリンク代さえも取らない!なのにこんなかっこいい箱で、こんな素敵なバンドが見れるなんて、本当に良いイベント。 そして本日は渋谷QUATTRO。 まずトップバッターは、「Planes Mistaken For Stars」 エモ帝国にDEEPELMから何故か1stが出てて、好きなバンドだったので、かなり期待していたが、イマイチだった。音がぐちゃぐちゃで何が何だか分からなかった・・・。曲も昔の方が絶対良いね。まだNO IDEAからリリースされていた音源の頃のほうが良い。 次に「ENVY」 ここ最近「ENVY」を見る機会が多くてね、そんなに意気込んでなかったんだが、凄い良かった!つ~かENVY見て良くなかった日なんて無いんだよね。必ず良いのよ。しかし今日はまた一段と良かった。家であんまりENVYのCDって聞かないんだが、ライブ行くとさ、ほんと飽きないっつか、良いね。もう大物ですな。有る意味日本の宝やね。 ラストの「CONVERGE」 一度体験してみたかったんで、高い金出して今日足運んでいるが、凄いね!ENVYとは違うけど、もう完璧じゃないっすか。あんなに暴れてるのに、なんであんなに演奏しっかりしてるんだろう。JAZZ MASTERにもビビッた。木目のナチュラルカラーでカッコイイね。カオティックHCでは一番かっこいいって感じてる人沢山いるだろうね。1曲だいたい2~3分なのに、曲の展開が2~3曲分のネタを使ってるっつうかね。妥協しない曲作りで飽きさせない。次はいつ見れるか分からないし、行って良かったわ。 しかし、俺はENVYより、CONVERGEより、KILLIEの方が凄いと思う。 最近KILLIEのライブ予定ないんだが、KILLIEは本当に世界レベルのバンドだと思いますね。
日本科学未来館行ってきた。プラネタリウムが凄いことになっている。 BGMはレイハラカミ、ナレーターは原田郁子、詩は谷川俊太郎。 凄いよね、企画した未来館の若い娘ようやった。 「暗やみにも色がある、見えないものを見てみたい。 闇が無ければ光はなかった、闇は光の母 光が無ければ眼はなかった、眼は光の子ども 眼に見えるものが隠している、目に見えぬもの」 みたいな詩が朗読されるんだが、声も音も星空も素晴らしく、始めてみたとき涙でた。 この企画はもう終わってしまうらしく、最後の締めくくりとして、未来館の5階に有るピアノで、原田郁子が弾き語りをやるって事でチケット取りました。プラネタリウムを見てライブを見るっつう素晴らしい企画。240人しか見れない貴重なチケットですよ。 半径2mでライブ鑑賞。ライブも凄かった。 フィッシュマンズの「いかれたBaby」をカバーしていて、それが好きな曲だっただけに泣けたね。原田郁子一番好きかもってくらい、弾き語りは良い、二階堂和美より感動した。 時間が止まって欲しいくらい、切なく気持ち良いライブだった。 こうゆう素晴らしい歌を聞くと、俺って歌が好きなんだなぁと、 眼が覚める思いです。
BED、RODAN、THE DEADSTOCK、cycle of the moon、のCD買いました。 BEDはFUGAZIがレコーディングしたスタジオで録音したらしい。すげーな。COWPERS、KIWIROOL、好きには、なんて書いてあったんで買ったんだが、確かにかっこいい。ちょっと温度低めっつうか、渋いよね。 RODAN買ったら、TOUCH&GOののステッカー貰って超嬉しかった!内省的ジャンクロックバンドらしいよ。タラジェインオニールがやってるとは思えないっすね。初期衝動を感じる素敵な一枚ですわ。 THE DEADSTOCKは、JOYの解散を惜しんでいる人必聴!って書いてあって買った。1000円で11曲!安い。東京のスリーピースなんだが、結構かっこいい!!。たしかにJOYっぽい。声は全然違うがスピード感とか、音の感じとかね、ジャンル分けするなら一緒な感じやね。うまく言えないが、これはまる人ははまるんじゃないかな、俺好きっすよ。ライブ見たいな。 で、cycle of the moonなんすが、MYCHODEとBUFFERINS目的だったんだが、dry as dustっつう奴らが、個人的にちょ~ツボ。誰にも薦めたりしないが、俺毎日聞いてしまうかも。今月の14、15、16日三日間東京でライブやるらしい、絶対行くね。しかし14はCONVERGEなんで、15日か、16日。いや~両方行こうかな・・・・。 すぃかし、札幌っつうとこは日本のワシントンかよ。あの音の感じ。冷たくも乾いてるつうかよ、土地の空気や気温できっと影響するんだろうな。本当札幌のBAND大好き。 鳴呼、一度で良い、black film danceのライブを、眼鏡越しの僕の目に映しておくれ。
下北沢ERAでNATSUMENを見たとき、僕は泣いた。 本気で・・・。 インストバンドで泣くなんて考えられるかい? この日は確か下北沢ERAの何周年かのイベントで、友達のバンドを見に行った。NATSUMENは国内で一番好きだって言う友人がいたので存在は知っていた。その日はBALOONSとか出てて、EMO、HC系のバンドが出ていた。その日のトリがNATSUMEN。 最初は普段聞きなれないタイプのインストなので、ただ演奏の凄さに圧倒されただけだった。変拍子バリバリで、リズミカルで凄いなぁって。 ちなみにドラムは現在ビークルに所属。はっきり言ってビークルであのドラマーの凄さは10分の1も伝わらない気がする。あのドラマーは実はスーパードラマーですよ。 その日きっとNATSUMENを見に来ていた人も沢山いたと思うが、俺のようにBALOONS等のEMO系を見に来た人達も沢山いて、恐らく俺を含めEMOキッズ達はNATSUMENのライブに若干戸惑い気味だったと思う。 しかしAxSxEの発しているあの存在感、狂ったギターソロ、神様に授かった体に刃は入れないと言わんばかりに伸びた髭と髪。ストラトの弦の振動音、とにかくあの狂気っぷりに少しずつ皆心を奪われて行ったんだろう。俺は確実に奪われた。AxSxEはステージ中にビールは飲むし、タバコは吸うし、椅子に座るし、演奏中にアンプの上でも休憩する。きっとあれは休憩なんかじゃなかったんだろう。その後、立ち上がって弾くギターの爆発振りは、とにかく凄まじい!!もうロックに取り憑かれた鬼ですよ、あれは。 それがめっちゃかっこいい事に少しづつ気づきはじめ、だんだんフロアが暖まり、EMOキッズ達も盛り上がっていくのが分かった。きっとNATSUMENにもそれに気づいてもらえたと思うし、あの空気はそこに居ないと分からない素敵な時間、メンバーのテンションもあがってるように見えた。 今思えばあれは、最後の曲 NATSU NO MUJINA ほとんどがずっと同じコード進行のループ、11分程はある曲だ。この曲 のメロディ、展開、ギターソロがとにかく切ない。切ないけど乗れる。 よってEMOキッズ達は泣きながら踊ったのだ。 この曲11分もあるのに、ずっと終わらないで欲しいと心から思える素晴らしい曲。もう曲の後半に差し掛かっていたんだろう、静かになっては爆発し、また静かになっては爆発し、これでもか!って程にガンガン盛り上げてくれた。もうあきらかにメンバーも逝っちゃってる。客の盛り上がりもピーク。 最初っから逝っちゃってるAxSxE様が更に逝っちゃったらどうなるかって? 抜群に良い音を出していた キラキラのラインストーンを綺麗に散りばめた 美しく明らかにメインでいつも使用してるであろう 青いストラトキャスターのギターを 僕の目の前で 床に叩きつけてぶっ壊した その時僕は堪えきれず泣いた 明日からメインのギターがなくてどうしょう?なんて事は考えて無い。とにかく盛り上がってぶっ壊したのだ。もしライブが終わったあと、やっぱ壊さなきゃ良かったってちょっと思ったとしても AxSxEは、そのとき完璧に「今」を生きていただろう。 今を生きるなんてありきたりな言葉だが、どれだけ難しく、どれだけ人の心を奪い、どれ程にかっこいいことか。 AxSxE様、大好きです。 あなたのステージを見て、自分もあなたのように、すげーステージをやりたいと感じた。 もしも俺のステージを見た誰かが、何か感じて「バンドやりたい」って感じてくれたら良いな。 そいつがいつかライブやって、それを見た誰かが「バンドやりたい」って感じたらさ、もうそれだけで良いな。その事実を知れた人は幸せだな。 そうやって転がり続けることが、ROCK&ROLLなんだと、大槻ケンジの「ロッキンホース・バレリーナ」から学んだ。 たとえ売れなくったって、絶対にアンダーグラウンドは死なない。