
PEGMAPの新作SEE YOUに収録されている「日々の泡」っつう曲のサビで、「渡れないな、あの交差点」との歌詞がある。サビ以外では交差点の事は一切触れていないんだけどね。
最初聞いたとき、あまり意味が分からなかったが、頭の中にずっとフレーズが残っていた。先日TVをつけたら、まだまだ無名BANDなんだが、なんとその曲のPVが流れていて、渋谷で撮影された風景だった。
中学生の頃、渋谷に行ったときに俺も思った。
この交差点渡れないなって。
右から左から前から後ろから人の群れが一気に歩き出す。ちんたらしてたら赤になってしまう。早く行けと言わんばかりに待ち構えた車やバイクは、渡り遅れた人を轢いてしまいそうだ。
俺はNUMBER GIRLの向井さんの素晴らしいと思うところがあって、それは「過去の記憶にどれだけ遡り表現できるか」に的を当てた歌詞だ。
分かりやすいメッセージソングや、ラブソングではない。記憶と妄想行ったり来たりなのである。それは聞いた人がそれぞれに、自分の過去を思い出させる「余白」のある歌詞。押し付けないし、引きすぎない。余白が無ければ、リスナーは自分に帰れない。それは本当に新しく、その後誰もやっていないことじゃないだろうか。NUMBER GIRLのアレンジ、ギターの音作り、コードの押さえ方など、自分を含め沢山影響を受けているBNADが多いなか、向井さんの核になっている部分を参考にしている人はいないよね。難しいのか、気づいていないのか。
YARUSE NAKIKOのBEAT大好きです。
今日お土産で「白い恋人」をもらった。なんてタイムリーなお土産。
「11月が賞味期限だから、10月までに食べてね~」との事(笑)。
なんじゃそりゃ。
でも美味しいんだよなぁ。音楽もお菓子も北海道は良いね。
最近またCOWPERSを聞いている。
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