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Tue.30.10.2007
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ん~なんだか日記を書くのに写真がないと寂しい気分になるようになってしまった。

でもそんなの関係ねぇ!(大爆笑ドッカーン!)
今日の日記はちょっと長いけど読んでね(切実)。

気がつけば今月7本もLIVE見に行っているのだ。会社の机のカレンダーを今年の1月からずっと見てみたら、月に少なくて3本、多くて7本LIVE見ていた。今年はもう50本は越えています。病気ですな。

好きなバンドが多すぎるのよね、そんで友達のLIVEに行ってなかったするのがね、自分が悪いんだが正直寂しいよね。

今月は2本の無料LIVEを含め。KAREN2本、killie2本、dry as dust2本、miaou/トルネード竜巻/swarms arm...1本。

KAREN、killie、dry as dustに関しては、仕方ないと思いますね。

しかしdry as dust(北海道/函館のバンド)、わたくしは大好きです。

出会いは「CYCLE OF THE MOON 3」ですね。cowpers,kiwiroll,bloodthirsty butchersなど、札幌の重要バンド達が過去2作に参加してきた重要なコンピ。mychodeとbufferinsが目当てで迷わず注文。そのコンピに入っているdry as dustを好きになりまして、もう4回もLIVE見に行った。まだ20歳過ぎぐらいかな?若いBANDです。

初めてLIVEを見た時、安い言葉ですがダイヤモンドの原石を見たような気分でした。お客さんは10人いるかなぐらいでした。

きっとアジカンだのACIDMANだのストレイテナーだの、なんでも良いんだが、メジャーデビューする前のインディーズで人気がまだない時のバンドって、こんな感じなのかなぁなんて思って、貴重なLIVEだと勝手に感じた。

メジャーデビューは早いけど、彼らは確実に良いものを持っている。日本のインディーのギターロック系が好きな若人なら、来年か再来年辺りには、その名を知ることになるだろうと、わしは感じている。

彼らの体内には札幌のハードコア/オルタナティブの血が流れているような激しいLIVEをする。音源では感じにくいが、かなり音圧があり、テンションも高く、アレンジのセンスも良いし、意外と細かいとこに凝ってる。POSTROCK/EMOの色を強く感じます。ギターの綺麗なアルペジオがあり、激しいとこはばっちり爆発する。

こうゆうバンドの歌は英語に走りがちだが、かなり綺麗な癒し系の声で、日本語をキャッチーに歌うことに成功している。しかも日本語も何故か恥ずかしくない響き。前にthe girls don't cryのデモCDを作った時のことを思い出す。自分がやりたかった音と、ちょっと近い。

俺がレコード会社で働いていたら、絶対彼らに声かけるねって思っていたけど、すでに東芝の人は見に来ている様子、残響の人にも良くしてもらっている様子。やっぱりで納得。

最近ギターの人が異常にテンション高くて、かなりかっこいい。初めてLIVE見た時Voはジャズマスタ-で、Gはテレキャスだったのに、こないだ見たらVoはリッケンバッカーになり、Gはストラトになっていた。本人に聞いたところ、LIVEでテンションが上がり二人ともぶっ壊したらしい。こないだの新宿だって、ぶっ壊しそうな勢いだったよ。


最後の曲がもうすぐ終わるぞってとき

ストラトキャスターを床にボーンと放り投げて

天井に向かって絶叫

何故かステージとフロアの間の鉄の柵を右手で数回パンチ

完全に他人に理解できない行動

彼は完全に今を生きている

恐らく自分が今何をしているのか

きっとあまり分かっていなくて

目の前の鉄の柵をパンチ出来るほど彼は高ぶっている

それでも溢れる感情は収まらず

放り投げたストラトキャスターのところに行き

ギターを両手で叩いてはノイズ音を出したあと

右手で6本の弦をおもっきり引きちぎって発狂

ちぎられた弦が床にちらばる

両膝を床について倒れこみ

顔はうつむき状態でうなだれるている

高鳴った呼吸の音が聞えてきそうだった

ここで曲が終わらなかったら

誰かが怪我をしそう、何かが壊れそう

そこでステージ終了


まるで暴走。「内蔵電源終了!EVA沈黙!」って感じです(笑)。
買い換えたばっかりのストラトキャスターのはずだ。でもそんなの関係ねぇ!
まじでそんなの関係ねぇんだよ
本当に憧れる、完全に憧れる、めっちゃ憧れる。生き様見れた。まさにこれがLIVE、生きるってことを思わせる。あんな風になりたいな。あのギターの人が本当に好きだな俺は。

そして彼らは来年の春に東京に上京するらしい。






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誰も行かないところに、誰かが行かなければならない

Sun.14.10.2007
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20071014012029.jpg


え~久し振りの日記やな。10月10日(水)は高円寺ROOTSにライブを見に行った。

killie
Heaven In Her Arms
AMPERE(アメリカ)
LA QUIETE(イタリア) 

無料でkillie+Heaven In Her ArmsのスプリットCDをもらえたんだが、killieはLA QUIETEのカバーを収録。これが最高にかっこいい!もうこの1曲をずっと聞いてる。

そして、10月13日(土)今日も同じメンツを見に下北沢ERAに行った。
今日は上記の4バンドに、プラス下記2バンドも参戦。

BANDWAGON
AS MEIAS

いや~凄かった!LA QUIETEがめちゃくちゃかっこいい!!
Tシャツ買ったよ。持って無いCDも買えて大満足。いや~グラッツェだね。

なんか激情系のHARDCOREなんだが、2本のテレキャス軽く歪ませて、良い感じに絡んでる。音作りが良いね、アレンジも新しい。なんかヨーロッパの雰囲気がある、行進曲的?な感じもあり、かなり良いね。チューニングは5パターン有るらしい!そりゃあの響きになるよ。絶対真似出来ないな、あの空気感を出すコード。

しかしね、やっぱりkillieが凄すぎる。もう本当に凄すぎる。自分の想像を今日超えましたね。なんかね、取りあえず日本一(笑)。いや~世界でも全然上位でしょう。だってアメリカのAMPEREより、イタリアのLA QUIETEより、日本のkillieの方が良いと思えたんだから。もうこのジャンルを聞かない人でも、とにかくライブ見たら「凄い」と感じるでしょう。そうゆうレベルのライブをしています。日本に住んでいて良かったと思う。もし自分が海外に住んでいたら、killieのライブが見れないのだから。なんかライブ見たあと放心状態で、BANDWAGONのライブを見る気持ちになれず、階段でビール飲んでボーっとしてしまいました・・・。

KILL+LIE、「L」を1個取って、killie。
発音すると、嫌い。

以前killieのyoshiさんから手紙を頂いたことがあるんですが、封筒に判子で「KILL YOUR LIE」と書いてあった。「殺す」と「嘘」から与える印象はとても負の匂いがして、憎しみを感じるが、「KILL YOUR LIE」とはあなたのうそを殺してくださいになる。正義が悪を憎しむ事もあるだろう。


彼らkiilieは「真実」と言う名のバンドなのかもしれない。


彼らは今の世代は、今の世代で出来ることを精一杯やると言っていると思う。そのような事をyoshiさんも言っていた。

日本のENVYは本当に凄いバンドだと思う。結成10年だっけかな?当時このジャンルは全然無名だったし、今のシーンを作ったのは間違いなくENVYであり、ゼアイズ、kulara、ナインデイズ辺りであろう。ENVYに関しては海外の人も「日本のENVY」に影響を受けてバンドをやっているぐらい、本当に本当に凄いバンドなのだ(最近の音源は個人的にイマイチですが・・・)。LAST WISHというイベントは日本の音楽シーンを変えたであろうイベントだと思う。

そして、最近先輩達は大きなバンドとなったり、解散したり復活したり別のバンドをやったりしているが、肝心なのは次の世代のバンドはどうなの?ってとこ。正直周りを見ても日本のかっこいい激情系はkillieしか見当たらない・・・。日本のカオティックは終わってしまうのかとも感じる。しかし、このkillieは本当に凄い。日本にはENVY以上のバンドは現れないと思っていたが、僕の中では今日killieはENVYを越えましたね。でも彼らは音源を出さないから、有名にならずに終わってしまうかもしれないと思うと、残念で仕方が無い。ENVYはHG FACTから低価格で音源はガンガンリリースしている。killieも普通に音源を作って欲しいよ。フルアルバムが出たら泣いちゃうね~。

killieは本当に恐ろしいバンドだ。緊張感、音の塊、感情の爆発、全てが本当にレベルが高い。ボーカルの伊藤さんは僕にとってはカリスマですな。体の中にあるマグマを、どうやったらあんなに噴火できるんだろう。ステージの伊藤さんは本当にかっこいい。最近あんなにかっこいい男を見たことがない。

第二世代とでも言いましょうか、killieの影響が感じ取れるバンドは、チョコチョコ出てきているが、本当に良いバンドが出てくることを楽しみにしている。