3月15日山梨でライブやった。「やまねむる」というバンドの初企画に誘ってもらいました。
10:30新宿待ち合わせ、音楽と車しか興味がない目白のヤンキーことギター吉田のヤン車に乗り、ベース山田が「炊飯器で焼いてきました」とメンバーにチーズケーキを配りつつ山梨へ出発。ホワイトデーの余りらしい。山田が凄い。
車内での音楽は重要、この日の為にベストCD2枚60曲4時間を用意。あっという間に談合坂SAに到着。俺と吉田はスタバ、リズム隊はフレッシュジュース!を買って山田のケーキを頂く。うめーんだよ。
OMOIDE IN MY HEADが流れ車内が盛り上がる。世代が違うのに全員で盛り上がれること、そしてそんなバンドが存在することに色々な事が助けられている。だから感謝すべきである。NUMBER GIRLは本当に偉大。あっという間に山梨到着。取りあえず「ほうとう」を食す。量が多くて食べ過ぎてしまう。ボーカルはライブ前に満腹食べるのあまり良くない。分かっているが遠征だとね。これ今回の反省ポイント。
ほうとう食ったら観光っぽい雰囲気になり少々ふにゃけたまま会場入り。やまねむるリハ中の空気がめちゃ重い。テンパっる様子。続いてbirthのリハが始まりさらに緊張感高まる。これはいかんと思い僕は笑顔でリハに挑んだ。
そして本番だが、我々良いライブが出来たのかもしれない。ライブが終わった後の楽屋に「最高でした」とわざわざ挨拶に来てくれた人がいて、その人はライブを見て泣いてしまったと俺たちに伝えてくれた。また、メンバーの1人がライブ中の4曲目で泣いていたことが判明。そして終わった後ドラム山浦がなぜかスタッフに謝っていた、どうやら左手から流れた血がハイハットに着いた様子。ベースの山田も右腕を流血。別に血を流せばかっこいいわけじゃない。そこまで頑張ったお前らがかっこいいい。写真まで撮ってしまった。まさにI have a hurtだねと笑った。
このBLOGでAS MEIASのINSTANTの解説している日記がある。
http://vinylwords.blog94.fc2.com/blog-entry-40.html読んで頂くと最後に「頑張れ俺、頑張れI have a hurt。右足でオーバードライブを踏み込んで行け。いつか自分の曲で、自分が泣けますように。いつか自分の曲で、誰かが泣けますように」と2008年5月に書いている。昨年ぐらいから複数の方から「ライブ見て泣きました」と何度か打ち明けられている。ある意味自分がバンドをやる目標的なやつを一つ叶えれたのかもしれない。ライブ中に我慢出来ず泣いてしまう瞬間は自分の人生の幸せを感じる瞬間TOP3に入るわけです。それを与える側になれた事が本当に幸せ。いつまでもやれるとは思ってないし、楽しみつつとにかく頑張る。
そして、やっぱりBirthにぶっ飛ばされる。1曲目が始まる前に酒井さんがブッチャーズの「JACK NICOLSON」のAメロを歌っていた。ちなみに俺はブッチャーズ「youth」のTシャツを来てライブをやった。なんか嬉しかった。最後に演奏された「はじめ」という曲、名曲だなと思った。俺もあんな曲作ってみたい。birthとは生まれるわけで「はじめ」というタイトルをつけるだけの名曲だなと思った。あの曲また聞きたいしまた見たい。音源もう手に入らないですね。無料で配布されたmy name is...とのスプリット収録曲だ。あの曲を聞く為にライブ見に行きたい。そうやって僕は今まで色んなバンドのライブを見に行っていた。またbirthといつかやりたいな。緊張して酒井さんと全然話せなかった。
東京から襟の小菅氏が来てくれて、曲の作り方や歌詞の当て方について話す。水面の木村氏も来てくれた。大森靖子の話しが出来て嬉しかった。もっと話したい。3時ぐらいまで会場で打ち上げ。Never meant to beの佐々木氏、噂通りくっそ面白い。何度も笑わせてもらい盛り上がる。
打ち上げが終わりbirthの須田さんに最後ぎりぎり挨拶。酒井さんは寝てましたため挨拶出来ず。我々車に乗り込み出発したところで、なんと!須田さんが笑顔で手を降って走って追いかけて来てくれた!車内メンバーに笑いと衝撃が走る。超怖い人だと思っていたため完全に我々は敗北。最後までbirthにやられてしまう。
そのままNever meant to beの皆とスーパー銭湯に行ってだだっ広い部屋の床にて仮眠。Never meant to beは翌日名古屋ライブのため一足先に出発。我々は11時ぐらいまでゆっくりし、吉田うどん食べて東京へ帰る。吉田うどんって知ってますか?太麺でかなりコシが強く、凄いおいしかった。また車内では吉田の広島土産「生もみじ」を食す。これが超絶にうまかった。国内俺的おみやげランキングBEST5に完全に入る。京都の阿闍梨餅のようで超おいしいからおすすめ。俺は北海道の六花亭「バターサンド」福岡の「通りもん」が好きである。
帰りの車内で昨夜のライブ音源を聞く俺たち、真面目だなぁと話す。そしてこの音源がなんだかとても良くて・・・自分達まで泣きそうになる。少し馬鹿なのかもしれんが、最後の曲では全員閉口していた気がした。自分で言うのもおかしいけど泣いちゃう客がいるのもちょっと分かった。音源からそんな空気が伝わって来たんだから仕方ない。なんで今回こんなに良かったのか分析して次に生かしたい。今後も俺は、こうゆう結果を生むライブをやりたい。
山梨でライブやれて本当に良かった。良い事しかなかった。誘ってくれた「やまねむる」本当にありがとう。
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